ニセ科学
「ニセ科学」について議論するシンポジウムを、日本物理学会(佐藤勝彦会長)が30日、愛媛大学(松山市)で開く。血液型による性格診断など、社会に広く受け入れられている「科学的に見える非科学」にどう対応すべきか考える初の取り組みだ。~中略~
社会では血液型性格診断が差別を生んだり、さまざまな「科学的効能」をうたう水や家電が高価格で売られている。田崎教授は「ニセ科学が道徳の授業で教えられた例もあり、物理学者として見過ごせない。科学的な考え方よりも『これは正しい、これはウソ』という知識として理科が教えられており、ニセ科学を見極める判断力や批判精神が育ちにくいことも問題だ」と指摘する。
シンポジウムは春の学会の一行事のため、学会への参加登録を済ませた人だけが参加できる。【元村有希子】
■日本物理学会第61回年次大会プログラム
オンラインショップを毎日見ているが、「科学的っぽい」商品説明にしょっちゅうでくわす。ナンタラウォーターとか○○イオンとかナノほにゃららとかカメノコぞろぞろの化学式とか・・・まあいろんなことが書かれている。私は、まがりなり(?)にも理学部化学科を卒業し、企業の研究所で最先端の材料科学に従事していた。水の分析なんて山ほどやってきたし、ナノ領域の科学にも少しだが関わってきた。その私が上記の科学的商品説明が理解できない。化学科卒の友人に、「こんな私はアホですか?」と聞いてみた。
返ってきた答えは、「わからない貴方が正しい」・・・ホッ!・・・だよね。
すでに何度か取り上げたが、健康食品の表記方法については薬事法でこと細かに規制されている。だが、「科学的っぽい」商品説明は、網の外にあるのか時々大企業もやらかしたりする。(一時おおはやりだったマイナスイオンとか。)
「科学に見える非科学」が日常に多くありすぎる、っていうのか、物理も化学も嫌い!と理科離れしているのになんで「科学をよそおってかかれた論拠」を簡単に信じたがるんだろう???まっとうな科学は、山ほど勉強して、こつこつと地味~な研究のつみあげの結果、あたらしい発見があったりする。野依さんにしても小柴さんにしても田中さんにしてもそうだろう。実際のところトッテモ地味だ。手っ取り早くお金や名声を欲しがるイマドキの人には向いていないのかもしれない。
ところで、この記事を書いた毎日新聞の記者、元村さんのブログもご紹介しておく。女性で記者で理系でがんばってるなあ・・・。応援シテマス。
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