携帯小説
期末試験中のある日の上の娘が、「ケータイショーセツ、読んでて、やばい!泣けた~」とかいいながら鼻を赤くして帰ってきた。「ン?、ケータイショーセツ?何それ?」私が知らないだけだったのだが、携帯で読む小説がはやってるらしい。「チョーカンドーする~」「どれどれ・・・・」
そこにあったのは、私から見れば小説からは程遠いものだった。口語・文字数は少なく・行間たっぷりあって、メールにしか見えない。2ちゃんねるからだって立派な単行本ができちゃうんだもんね、ネットから発生する文学(?)があったっていい。携帯を片時も話さない世代からすれば、この小さな機械の中にいろんなコンテンツがつまってるのは便利なんだろう。
・・・そういえば昔、電子本というのがあったっけ。いや今でもあるのだけれど、確か、PDAみたいな端末に本の中身を縦書きでそっくり表示して、ページをめくる機能もあったような。
「電子本」でぐぐると 96,200 件、かたや「携帯小説」だと約 2,020,000 件、いやすごいね、普及の程度が全くちがう。大人の頭であんなこんなして一生懸命つくった「電子本」より、自然発生的に生まれた「携帯小説」は強し。でもこれを「小説」と呼ぶのはやっぱり抵抗のあるオバサンなのであった。
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