えび茶色・黄土色・群青色
余裕のない日々からようやく一段落。
アラジンのトップページに今日の運勢コーナーがあるのをご存知だろうか?そこにでてくる「ラッキーカラー」。ピンクとかと一緒にどういうわけか、えび茶色、黄土色、群青色。
えび茶色でラッキーにっていわれてもなあ・・・・・?いまどき、クレヨンぐらいしかえび茶色、黄土色、群青色っていわないよ。えび茶色はワインカラーかまたは臙脂、黄土色はキャメルかカーキ、群青色はロイヤルブルーってところかしらん。あらら、気がつくとカタカナだ。
日本には、昔から多彩な色があって、なかなか素敵な名前がついている。次にあげるもの、どんな色かすぐに思いつきますか?「刈安色」、「瓶覗」、「鳩羽色」・・・????
「かりやすいろ■」「かめのぞき■」「はとばいろ■」とよむ。・・・日本人ってすごい!
最近気になっているとてもきれいな色がある。ベーシックな色。
黒橡(くろつるばみ)■、黄橡(きつるばみ)■、赤白橡(あかしろつるばみ)■。橡(つるばみ)ってクヌギというのかどんぐりの色。あとは香色■。香辛料のクローブで染めた色。そして墨色■、「スミ」とかいうと業界っぽいのでナシね。すみいろっていうと墨をするときのいい臭いがしてこない?真夏のさかりだけれど、そろそろ心は秋支度。
古くはかさね色目。平安時代の女房達のきものの色の組み合わせ方で季節感をあらわしていた。桜がさねとか。源氏物語が愛読書だが、男女のどったらこったらより、正月のよそおいやしつらいがかかれた華やかな「初音」なんかが気に入っていたりする。煮え切らない自分勝手な光源氏の恋物語よりは、究極のスローライフをおくる贅沢な六条院のくらしぶりの方がはるかにおもしろい。
ところで、アラジンのサイトベースカラー、わが社のデザイナーに聞いた、これ■。さしずめ、柳色とか裏葉色といったところだろうか?
*参考文献:和の色手帖,武井邦彦監修、石田純子著(株式会社グラフィック社)
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