「負け犬の遠吠え」と「オニババ化する女たち」
少し前話題になっていた「負け犬の遠吠え」を遅ればせながら読んだ。ついでといってはなんだが、「負け犬」に対するという観点の「オニババ化する女たち」も。対極にあるような二冊だが、要は「女にとって幸せな生き方って何?」ってことが書いてある。
さて、「負け犬」の方。この著者、酒井順子さんは自分も含め、結婚しない、子どもを生まない女を「負け犬」としている。・・・・が、なんとなく文面からは「負け」は感じない。だから「遠吠え」なのかなあ。「負け犬」の是非よりも、私って何?って考えちゃった。決して「勝ち犬」じゃないし。仕事や恋愛に対するマインドは「負け犬」と似てる。でも、結婚してて、かわいい子どもたちがいて、あたたかい家族がいて・・・だから「勝ち犬?」、でも仕事もしていて・・・。あれもこれも欲しがって、あれもこれも手に入れて・・・スゴク充実している・・・でも疲れてる。そんな私の将来は??少なくとも「オニババ」になる余力は残っていない。
次に、三砂ちづるさんの「オニババ」。ひとことで言って、女のからだ、生殖して次世代につないでゆく生物としての性をもっと大切にしようと書いてある。生殖に最適な若い時に相手は大して選ばなくていいからさっさと結婚していいセックスをたくさんして子どもを生みなさい、それが女にとって自然で幸せな生き方よ。そうしないとイジワルな「オニババ」になっちゃうよ。ごもっとも。でも今の女性で自らすすんで未婚、子どもうまない選択をしている人はとても少ないんじゃないかな?結婚したいし、子どもも欲しい。今でも「結婚しなくちゃ」「子どもうまなくちゃ」っていう重圧ってすごく大きい。女だけでは解決できないと思うよ。それに、相手を選ばずといっても、自分の強い子孫を残すため強い遺伝子をえらぶんじゃなかったっけ?
二冊ともなんとなく、フーン!っていうのが感想。酒井順子さんの「容姿の時代」ってのも最近読んだんだけど、「スーツ」の項、(2ちゃんねる風に)はげしく同意!男の人にはスーツが一番似合うし、ステキ!堀江さんもちと考えてみたら。
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